シングルマザーが保険に入るなら掛け捨てとつみたてNISA

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離婚を決めてまず気になったのがお金のことです。シングルマザーになってもしものことがあったらどうしよう、でも保険やお金のことはよく分からない。とても困りました。実際にシングルマザーになった経験から必要な保険をお伝えします。

目次

シングルマザーに必須な保険は

シングルマザーに必要な保険は「掛け捨て保険」一択です。

掛捨て保険も、貯金がある人には不要です。

なぜ掛捨て保険一択なのか

子どもが成人するまでにかかる費用は、金融広報中央委員会「知るぽると」のPDFによると

幼稚園から大学まで

  • 公立の場合:1000万円
  • 私立の場合:3000万円

と調査結果が出ています。

目標としてまずは中学卒業までに300万円を貯めることを目標にするとよいと書かれています。

この点から、もし貯金をちゃんと貯めている人は新たに保険に入る必要はなく、これから保険を入ろうと考えている人も無駄に保険代金を払うよりも、最低限の掛け捨て保険を契約して貯金や投資で資産を増やした方が無駄遣いせずにお金が増えて安心して暮らせます。

実際にシングルマザーの時に契約した保険

私がシングルマザーになってから加入した保険はこちらです。

  • 医療保険(かけすて):5000円
  • 死亡保険(かけすて):5000円
  • 投資型の積み立て保険:50000円

払いすぎです。掛け捨てで1万円って(^^;)

人生に対してビビりすぎでしたね。

復縁して解約した保険

復縁してから即効解約した保険はこちらです。

  • 医療保険
  • 死亡保険

投資型保険は現状維持です。運用実績10%なので、、、手数料で2%ほどとられてもうまくいったら7~8%の運用実績になるならまぁまぁかなという試算です。

でも、もし、あの当時ちゃんとお金の知識があったら、この投資型保険もかけてません。

もし、シングルマザーになって保険を契約するときに、今の知識があったなら、余計な保険は掛けずに全力で「つみたてNISA」をします。実は当時も「つみたてNISA」のことは耳にしていたのですが、保険屋さんの言葉を信じすぎていてもっと調べるということができませんでした。

もし、もし、と続いてしまいましたが、この経験から誰もがお金の勉強をするのが大事だと学びました。本当にもっと早く知りたかった。痛い出費の勉強の機会を頂きました。とほほです。

実体験からシングルマザーが必要な保険は掛け捨て保険のみ

というわけで、シンママ経験をした結果伝えられることは、シングルマザーが必要な保険は掛け捨て保険のみです。

離婚をすると、プレッシャーや不安が大きくなって保険をかけたくなります。

でも、冷静になった今、あんなに保険をかけなくても何とかなったと思っています。

どうして保険をかけすぎでしまったのか

何もなかったからそう言えるのかもしれませんが、究極の話、私が死んでも子どもの父親が健在なら子どもを養ってくれたと思います。それにうちの場合実家に帰らせてもらっていたので、何とかなっただろうと思います。

でも、そうでなくても必要以上に心配になり保険をかけすぎていました。

ただ、離婚当時は自分が子どもを立派に育てなければ!もし大学に行きたいと言った場合に夢を応援したい!と必要以上に背負い込みがんばらなければいけないと意気込んでいました。

だから、それまでかけたことがなかった保険を大量にかけちゃったのですよね(-_-;)

視野が狭くなっていました。反省です。

保険屋さんは保険を売るプロ

当時は良い保険屋さんとご縁があったと思っていましたが、保険屋さんもお仕事ですからね。私は保険屋さんにとっていいお客さんだったと思います。

本来保険屋さんは自分でも必要な保険を調べたうえで条件にあったものを提供してもらうものです。

私の反省点を踏まえて、もし、今シングルマザーの方が保険をどうしようかなと思っていらしたら、今一度冷静になって数字を出してみて、万が一の時に必要な最低限の金額を得られるような掛け捨て保険に入られるのを検討されてはいかがですか。

もし、またシンママになったら最低限の掛け捨て保険だけにします。

必要な保険を出す計算方法

では、いくらの保険をかければよいのか、計算方法はこちらです。

<この先必要な金額>-<貯金額>=<自分がいなくなったら子どもにわたる金額の保険代金>

いたってシンプルです。

そう、シンプルなことなんですよ。それを、難しく思わせるのが保険屋さんです。

金融庁も掛け捨て保険について述べている

実は、金融庁も掛け捨て保険について述べています。

金融庁の平成27事務年度 金融レポートのPDFの71ページを読んでみてください。

要約すると、「保険部分は掛け捨ての死亡保険を契約した方がコストがかからない」ということです。

私は金融庁があるなんてシングルマザーの時は全然思い出しもしませんでしたが、日本にいる以上日本の金融庁の動きをしっかり見ることも大事です。ただ読みにくいのが難点ですが(^^;)

自分のお金は人に任せず自分で調べることも大事。

お金に対する不安があるときにお金のことを知っている人に聞くと、お金のことをよく知らないからプロに任せようと思って保険屋さんの言うとおりに保険を契約してしまうものです。

保険屋さんは保険を売るプロであって、保険のプロではないことに気をつけましょう。

いい人そうだからと思っても、相手は保険を売るプロです。

私はこの保険屋さんは特別で特にいい人そうだと思い保険をたくさん契約しましたので、お気を付け下さいね。

シンママの保険は掛け捨てにして教育資金と老後資金は投資で増やす

ちなみに、今の私は保険は運用型の死亡保障付き保険のみです。

夫は企業で入っている所得補償保険に入っており、まだ死亡保険には入っていません。(今後、夫だけ掛捨ての死亡保険に入る予定です。)

そして二人とも「つみたてNISA」をしています。

お金の勉強をしておけばよかったと心底思います。この情報が必要な方に届きますように(^^)/

お読みくださりありがとうございました。

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